別所温泉街とは方向が逆になるが、別所温泉駅から歩いてすぐのところにある日帰り温泉施設。大浴場や露天風呂の他、食堂などもあって上田電鉄別所線の電車で駅に降り立ちひとまず温泉と昼食、というプランにはちょうど良かった。別所線の往復とあいそめの湯の入場券がセットになった割引の乗車券も売られており、１泊２日のプランでも利用することが出来て便利。

別所温泉にある３つの外湯のうちのひとつ。温泉街の街から少し外れた静かな場所に建っている。残念ながらプランの都合でここには入らず。

大湯のそばにある足湯。お湯はやや熱めでしばらく足をお湯に浸かっていたら歩き疲れた疲労感が和らいだ。こんな熱めのお湯でも水面をアメンボが移動していたのが少々驚きだった。

足湯の建屋のそばには源泉を使った洗い場があった。こちらは地元で利用登録している人しか使えない。

別所温泉にあるもう1カ所の足湯で、こちらの方がより温泉街の中心にある。ただ、訪問時は隣接する橋の改修工事のため使用休止中で入れず。実際足を運んでみたらロープが張られて使用禁止だった。あまり橋の工事とは関係無さそうな場所ではあったが。

足湯ななくりのそばにあった湯かけ地蔵。お湯をかけて願い事をするそうで、今回の旅行が無事に終わることをお願いしておいた。

湯川に架かる七栗橋。橋の周りに資材が置かれて改修工事の真っ最中。

泊まった宿の面する通りにあった外湯。宿の人には「最近改修されて綺麗」と勧められた。浴室は脱衣場から階段を下りて行った場所にある半地下構造。入口に「真田幸村公隠しの湯」の石碑が建っていた。

石湯と同じ通りにあった外湯。泊まった宿の目の前にあった。浴室の脇に脱衣場がある形で、湯船はタイル張りで小ぢんまりとした感じだった。

2021年の別所温泉旅行の時に泊まった宿。別所温泉街の中心にあって駅まで送迎あり。２食付きで申し込んだが、偏食の激しい子供のために食事をアレンジして貰えたのがとにかくありがたかった。最上階に露天風呂付きの大浴場があり、露天風呂からの眺めも良い。また、外湯に行くと申告すると無料の入浴券が貰えた。

館内は全て畳敷き。宿入口の玄関で靴を預けて館内はスリッパも履かずに移動出来る。エレベータまでも畳が敷いてあったのにはちょっと感動。

食事部屋の仕切り戸に描かれていた、真田昌幸や真田信之の極めてイケメン度の高い肖像画。

天台宗の寺院で、同じく別所温泉にある天台宗常楽寺が本坊。宿のある通り沿いに入口があり、一旦階段を下りて土産物店などが並ぶ道を通り、その先でまた階段を上るという参道が続く。

北向観音堂。お堂が北を向いているからこの名前が付いたとか。

北向観音堂の隣にある寺務所。

北向観音堂の境内。写真右側にある清めの水（洗心）は、温泉を利用した温水になっていた。

境内から見上げた位置にあった温泉薬師瑠璃殿。

鐘楼と愛染カツラの木。愛染カツラの木は北向厄除観音の霊木として崇められ、上田市の指定記念物や日本遺産に指定されていた。

鐘楼や愛染カツラの木の対面にあった不動堂。

北向観音の境内からは別所温泉の街が眺められる。

北向観音とは湯川を挟んで反対側、山道を登っていった先に本堂があった。

本堂の脇で拝観料を払い、さらに山道を登っていくと到着。建立年の詳細は不明の長野県最初の国宝に指定された。四重に見えるが一番下の屋根はひさしに相当する「裳階（もこし）」という扱いで、その上の屋根と合わせた部分が１階という解釈になるそう。

安楽寺より常楽寺に向かう山道の途中で、視界の開ける一角があり、ここから別所温泉（塩田平）の街並みが一望できる。

安楽寺の北側にある北向観音本坊の寺院。ずっしりと重量感のある茅葺の屋根が印象的。境内には「御船の松」が見事な枝ぶりを見せていた。

常楽寺よりさらに奥の道へ。歩いた先にあったのは石造多宝塔。安山岩で出来ていて国の重要文化財に指定されている。北向観世音様が出現した所とされる。

別所温泉を二分する形で流れる川。川にいくつもの橋が架かっていた。