駐車場のアプローチのような場所を通って駅前へと出る。

駅前通りの単線の線路を突き進んで行く電車。加越能鉄道時代はくたびれた車両が走っていたが、万葉線になりスタイリッシュな車両に様変わりしていた。

駅前通りを400メートルほど進んだところで、交差点を曲がり北東方向に進路をとる。

道路上に安全地帯が無いために、アーケードとなっている歩道に万葉線の停留所を示すポールがある。

この区間は複線になっている。

日暮れに撮影した写真なのでかなり見にくいが、以前萩布と旭が丘の間にあった貨物線と直角に近い形で交差する区間。今は貨物線側の線路は撤去されてしまっていると聞く。

米島口に隣接していた路面電車の車庫。

米島口から能町口までは道路から離れ、道路と並行して進む。その間にＪＲ氷見線の上をまたぐ。

港の船をバックに橋の上を突っ走る路面電車。

水田の脇に伸びる貨物線の上をまたいで走っている。

能町口から中伏木までは再び道路上を通る。周りに工場が立ち並ぶ通りの真ん中を通っていく。

東新港付近の工場の塀と道路に挟まれた線路上を突っ走る路面電車。

海王丸と越ノ潟の間にある使わなくなった停留所の残骸。1990年まで越ノ潟口という名前の停留所があったが、それが海王丸停留所に移転し、越ノ潟口のホーム跡が残ったようだ。

ホームの先に富山新港の渡船乗り場がある。

かつて線路で結ばれていた越ノ潟と新港東口を結んで富山新港を航行する富山県営渡船。新港東口側は鉄道自体が無くなり、さらに富山駅との間はバスで結ばれている。