ＪＲ岐阜駅前まで顔を出していた頃の停留所。「列車が遅れている時は隣の新岐阜で折り返すこともあります」などと不安がらせるような注意書きもあり、当時からＪＲの駅との接続はあまり重要視していなかった感じ。岐阜駅前から新岐阜駅前までの一区間は路線が廃止になる２年前の2003年に事実上の廃止である運転休止となっている。

乗換(JR)

東海道本線（豊橋－米原）（岐阜駅）・高山本線（岐阜－猪谷）（岐阜駅）

名鉄の岐阜（当時は新岐阜）駅前にあった停留所。折り返し電車も多数あるターミナル的な停留所にもかかわらず、安全地帯すらなかったのが印象的だった。新岐阜駅が「名鉄岐阜駅」に名前を変えても、廃止が間近だったため停留所名は新岐阜駅前のままだったらしい。

乗換(私鉄)

名鉄名古屋本線（名鉄岐阜駅）・名鉄各務原線（名鉄岐阜駅）・名鉄美濃町線（新岐阜・徹明町－関）（新岐阜駅）【2005年4月廃止】

徹明町の交差点を右折する電車から撮影。前方を横切る線路は美濃町線の徹明町停留所からの延長線。かつてはこの交差点を直進して長良北町に向かう路線もあったらしいが、一足先に1988年6月に廃止になっていた。

交差点を曲がるところで上り電車とすれ違う。多分千手堂停留場付近。

路面電車区間の終点。さらに線路は揖斐線へと続く。1996年当時は岐阜市内線を走ってきた電車がそのまま揖斐線に乗り入れるほか、忠節を起点として揖斐線内だけを走る普通の電車の姿もあった。